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第4回「幼児期から学童期における信頼関係と愛着関係」

こんにちは、発達支援Laboランプです。


ここでは、定期的に療育支援に関連するテーマについて、理論的な背景と合わせて発信をしています。
 今回のテーマは「幼児期から学童期における信頼関係と愛着関係」です。


 幼い子どもたちが育っていく中で、とても大切なことのひとつに、「信頼関係」と「愛着関係」があります。これらは、子どもが安心して成長し、元気に過ごすための基本となるものです。とくに幼児期は、子どもたちにとって、親から離れて初めて外界との接触が広がる時期です。この時期に築かれる信頼関係は、その後子ども達が安全で心地よい環境で成長するための大切な基盤となります。

 

 信頼関係とは、お父さんお母さんや先生、お友達など、その子にとって「好きな人」と心を通わせることです。これがあると、子どもたちは「この人と一緒にいると安心するな」「何かあっても助けてくれる」と感じられるようになります。
 信頼関係を作るためには、例えば以下のようなことがあります。


1,たくさん話をすること
 今日あったことなど、たくさん話をしましょう。小さなことでも「すごいね!」と言われて嬉しくなっている姿が想像できるでしょうか。
2,抱きしめてもらうこと
 不安な気持ちがあるとき、抱きしめてもらうと心がほっとしますね。
3,約束を守ること
 「あとで遊ぼうね」と約束したら、その約束を守ってもらうことで、「この人は信じられるんだ」とお互いに感じることができます。

 

 一方、愛着関係とは、特に小さな子どもが、お父さんやお母さんなどの大切な人と心をつなげることです。これがあると、子どもたちは安心して新しいことに挑戦したり、友達と仲良く遊んだりできるようになります。
 愛着関係をより強固なものにするためには、例えば以下のようなものがあります。


1,いっぱい一緒にいる
 たくさん遊んだり、お話したりすることで、絆が深まります。


2,優しく声をかける
 「大丈夫だよ」「よくがんばったね」など、優しい言葉をかけてもらうことで安心します。


3,困ったときに助けてもらう
 怖いことや困ったことがあった時に、すぐに助けてもらえることで、「この人はいつもそばにいてくれるんだ」と感じることができます。

 

信頼関係と愛着関係は、子どもたちが元気に、そして自信をもって成長するための大切な基礎です。お父さんやお母さん、先生、お友達と良い関係を築くことで、子どもたちはより安心して毎日を楽しく過ごすことができるのです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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